北京オリンピックフリースタイルスキー女子日本代表として”ビッグエア”と”スロープスタイル”に出場するはずだった近藤心音(こんどう ここね)選手。
不運にも公式練習中の右ひざのけがによって、2月7日から開催された”ビッグエア”への欠場が発表され、初出場となるオリンピックは絶望的かと思われたのですが、
2月6日時点のニュース記事などでは13日から始まる”スロープスタイル”には、「調整の上、出場を目指す。」と書かれていました。
果たして近藤心音選手は13日から始まる”スロープスタイル”の予選に出場することができるのか?
今回は、近藤心音選手の怪我の具合や、スロープスタイルでの得意技やメダルの可能性、スキー経歴やプロフィールなどについてまとめてみましたので、解説していきますね!
※追記2/13日
北京オリンピックフリースタイルスキー女子”スロープスタイル”に出場予定だった近藤心音選手は、12日の公式練習でジャンプ台からの着地の際に転倒し、救急搬送されたため、”スロープスタイル”も欠場されることが発表されました。
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近藤心音はスロープスタイルに出場できる?怪我の具合は?
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2月11日現在、近藤心音さんは怪我によってビッグエア欠場されて以降、初めて雪上での練習に臨まれたということで、
13日から始まる”スロープスタイル”の予選には出場予定ということが「めざましテレビ」で報じられました!
怪我の具合や状態に関しての詳細情報は発表されていませんが、「オリンピックに出たい」という近藤心音さんの強い意志が伝わってきますよね!
今回の北京オリンピックでは、”強風”や、”低気温”や、”雪質が硬い”ということで、安全性が指摘されていてるんですね。
そんな中で、スノーボード女子日本代表の芳家里菜選手が公式練習で”脊椎損傷”という大怪我をおってしまい、オリンピック出場を断念せざるを得ない状況に。
「なんか嫌な予感がするなぁ…」って思っていた矢先に、近藤心音さんも怪我によりビッグエア欠場が発表され、絶望にかられた方も少なくないのではないでしょうか。
ファンや視聴者としては、「出場して活躍して欲しい!」という思いと、「無理だけはしないで欲しい」という思いもあり、複雑な気持ちですよね。汗
近藤心音さんの怪我の具合は?
近藤心音さんの怪我は「右膝外側側副靱帯(みぎひざがいそくそくふくじんたい)」の損傷ということでしたが、重症度によって治療期間も異なるようです。
幸い近藤心音さんはスロープスタイル出場予定と発表されているので、重症度は高くはないと思われますが、
たぶんオリンピックでなければ、治療に専念するでしょうね。
重症度が高ければ、長期間サポーターをしたり、リハビリが必要になってくるケースもあるようなので、無理して怪我が悪化することだけは避けたいところですよね。
しかし、4年に1度の「オリンピック」という大舞台で、近藤心音さんにとって初出場となりますから、
スポーツを経験したことのある方であれば、「無理してでも出たい」という気持ちは痛いほど分かりますよね。泣
近藤心音さんは、2019年にも「左膝前十字靭帯断裂」という大怪我をおい、
手術を行っておよそ1年間にもおよぶリハビリを経て、トレーニングを積み直し、2020年に復帰されたばかりです。
反対の膝とは言え、どちらかの膝をかばって大怪我をすることもあり得るので、個人的には順位どうこうというより、大怪我なく無事に終えて欲しいという気持ちです。
近藤心音のスロープスタイルの得意技やメダルの可能性
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とはいえ、近藤心音さんが”スロープスタイル”に出場されるとあらば、やはり気になるのが注目の得意技やメダルの可能性ですよね~!
近藤心音さんがインタビューで”自分の武器”とも語られていたのが、「スイッチブレンダー720」という大技。
なんでも自分の苦手な方向(右回り)から入るエアの改善点を見つけていく過程で、瞬間的に反対方向(左回り)に向き直すというところから生まれた技のようで、
男子も含め世界でその技をやっている人はいないんだとか!
2022年の1月に行われたワールドカップフランス大会でも、この「スイッチブレンダー720」が評価され、5位入賞を果たしています!
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こちらのインスタグラム投稿の2枚目の動画の最初のエアが「スイッチブレンダー720」とう技のようですが、
正直素人目線では、何が何だかわからないけど、「とにかくすごい!」としか言いようがありませんよね!汗
後ろ向きにアプローチするだけでもかなり怖そうですよね~。汗
北京オリンピックのスロープスタイルでは、怪我の具合が心配ではありますが、ぜひとも得意技であるこの「スイッチブレンダー720」をメイクして欲しいですね!
近藤心音の大会成績やメダルの可能性は?
北京オリンピック、”スロープスタイル”での近藤心音さんのメダルの可能性について、過去の大会成績をもとに予想してみましょう。
2020年
・FIS Oze Tokura スロープスタイル 優勝 ビッグエア 優勝
2021年
・FIS Oze Tokura スロープスタイル 優勝
・ワールドカップアメリカ大会 スロープスタイル 7位
・世界選手権 スロープスタイル 9位 ビッグエア 15位
2022年
・ワールドカップフランス大会 スロープスタイル 5位
このような大会成績からも、日本では敵なし、ビッグエアよりもスロープスタイルが得意種目で好成績を収めていることがうかがえますね。
世界では5位入賞が最高で、オリンピックでもメダルには届かないか!?と思ってしまいがちですが、
近藤心音さんは2021年の「世界選手権」が初出場でトップ10入りしているところや、どんどん力を付けてきているということがうかがえるので、
メダルの可能性は十分にあり得ると個人的には感じます。
北京オリンピック”スロープスタイル”では、ビッグエアで金メダルを獲得された中国代表の谷愛凌(こくあいりょう)選手や、
世界大会でも常にトップ争いのエストニア代表のケリー・シルダル選手という強力なライバルもたくさん出場されますので、
メダル争いは相当なデッドヒートが予想されますが、ぜひとも近藤心音さんにも頑張って欲しいですね!
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近藤心音のスキー経歴やプロフィール
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プロフィール
本 名:近藤心音(こんどう ここね)
生年月日:2003年2月19日 18歳(2022年2月11日現在)
出 身:長野県白馬村
血 液 型 :非公表
身 長:非公表
所 属:オリエンタルバイオ
近藤心音さんは、フリースタイルスキーの第一人者とも言われる元モーグル選手の父を持ち、白馬村のスキー場の麓に住んでいたことからも、
3歳の頃にスキーを始めたんですって!
元々運動神経も良い方ではなく怖がりだった近藤心音さんは、何度も恐怖と戦いながらも、
技が出来た達成感などで、フリースタイルスキーの魅力にどんどんハマっていったそうです。
本格的に”スロープスタイル”という競技に取り組んだのは小学5年生の時からだそうで、2018年には「ジュニア世界選手権」で3位という実力に!
近藤心音さんは、2018年に行われた「平昌オリンピック」の時にも出場圏内に届いていたにもかかわらず、年齢制限が足りずに出場できなかったという悔しい思いも。
その後も海外遠征や世界の転戦などの影響もあり、スキーに力をそそぐために高校生の時には通信制に編入されたという情報も。
近藤心音さんもお父さんも、それほどスキーにかける想いが強いということがうかがえます。
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そんな強い思いで臨む今回の北京オリンピック、怪我の影響もあるでしょうし、今回のオリンピックでは思うような結果が残せない可能性もありますが、
近藤心音さんはまだ18歳と若く、大会成績などを見てもどんどん実力を上げてきていることがうかがえるので、これからが楽しみな選手でもありますよね!
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まとめ
ここまでご覧くださりありがとうございます。
北京オリンピックフリースタイルスキーの公式練習での怪我が原因で、”ビッグエア”欠場となってしまった近藤心音さんの、
”スロープスタイル”への出場についてや怪我の具合、得意技やメダルの可能性、スキー経歴などについてまとめさせていただきました。
2月11日現在、”スロープスタイル”には出場予定と発表されている近藤心音さん。
まだ18歳と若くこれからがある選手なので無理だけはしないでほしいですが、
近藤心音さんがオリンピックにかける想いはとても強く、「出たい!」という気持ちは痛いほど伝わってきたので、ぜひ皆さんも一緒に応援していきましょう!
※追記2/13日
12日の公式練習で転倒した際に、以前の怪我の悪化により”スロープスタイル”も欠場されることになった近藤心音さんですが、18歳とまだ若いですし、しっかりと怪我を治し、今後活躍されることは間違いない選手ですので、これからも皆で応援していきましょう!
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以上、最後までご覧くださりありがとうございました!