2020年に開催されるはずだった「東京オリンピック」から五輪新種目として追加された競技「スケートボード(スケボー)」。
東京五輪のスケートボード種目とは、
ストリートとパークの2種目があり、両種目とも技(トリック)の難度、スピード、構成、独創性などを競う採点競技。ストリートは街中にあるような階段、手すりなどを模したコースを使用。パークはコンビプールと呼ばれるお椀を複雑に組み合わせたようなコースで争う。
と、なっており、若干12歳の開心那(ひらきここな)さんが、スケボー女子”パーク種目”の日本代表として五輪出場がほぼ確実になったことで話題になっていますね!
コロナ禍のこのご時世、どうなるかわかりませんが、オリンピックが開催されれば日本最年少出場の記録を更新されるそうですね!
そんな若干12歳の開心那さんがスケボーを始めたのは5歳からで、キャリアは6年ほど。
決して多いとは言えないキャリアですが、現にスケボー女子で日本トップ3として五輪に出場されるのだから実力は相当なものですよね。
今回は、そんな天才スケーターと言われる開心那さんの、スケボーでの得意技や難易度、成績や受賞歴や世界ランクなどについて調べてみましたので解説していきますね!
開心那のスケボーの得意技や難易度がやばい!?
出典元:https://unsplash.com/
早速ですが、開心那さんの得意技は「ノーズグラインドtoリップスライドアウト」だそうです。
スケボーを知らない人からしたら「なんのこっちゃ!?」となりますよね!?汗
YouTubeなどで調べてみても、「ノーズグラインドtoリップスライドアウト」という名前ではヒットせず、
どうやら「ノーズグラインド」とう技と、「リップスライドアウト」とう技のコンビネーションのようで、
コースのふちを削るように滑る「グラインド」というテクニックの連続技みたいです!
開心那さんのインスタグラムに投稿された動画で、技の名前が載っていないので確証はもてませんが、恐らくこちらの動画が「ノーズグラインドtoリップスライドアウト」。
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やばいですよね…
スケボーの”パーク種目”ではボードごと大きくジャンプする「エアー」が見せ場とも言われていますので、
一見この技は地味なようにも見えますが、実は難易度の高い大技なんですって!
日本国内の女子選手で大会での成功例がないという大技ということなので、間違いなく難易度は★五つでしょう!!
開心那さん自身、そんな大技「ノーズグラインドtoリップスライドアウト」を練習で成功させられることはほとんどなかったそうなのですが、
2019年5月に行われた「日本選手権」では、本番で「ノーズグラインドtoリップスライドアウト」成功させ優勝し、スケボー関係者や観客を驚かせたそうです!
そして、同年6月にアメリカで行われた国際大会(東京五輪予選対象大会)でもこの技をメイクした時は、実況の方が、
「10歳!10歳が今まで女子では世界で誰もやっていないトリックを見せた!」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/
と、驚愕し、会場も大盛り上がりだったとか…
こういったエピソードなどを見ても、開心那さんが得意とする大技「ノーズグラインドtoリップスライドアウト」の難易度は、
超がつくほど”やばい”ということがうかがえますよね!
ぜひともオリンピックでも披露して日本、いや、世界を沸かせて欲しいですね!!w
ちなみに開心那さんの「ノーズグラインド」は世界でも評判になり、「ノーズグラインドマスター」と呼ばれているそうです…
12歳で…恐るべし…
ライバルの選手たちは、ボードごとジャンプする『エアー』が得意な選手が多いけど、自分は、人とかぶる技ではなく、自分の好みの技で、勝負したいと思っている。
まだできていないが、自分のオリジナルの格好いい技を作りたい。
引用元:https://www3.nhk.or.jp/
開心那さんは、このようなコメントも残しておられるので、オリンピックや今後の大会ではまた”新たな得意技(大技)”を見せてくれるかもしれませんね!w
開心那さんのプロフィールなどはこちら↓↓
開心那のスケボーの成績や受賞歴がすごい!?
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開心那さんは、5歳からスケボーを始められて、北海道は苫小牧市にあるスケートパークやスクール、スポンサーでもある「HOT BOWL skate park」に通い、
特定のコーチを付けずに先輩方の技を見て、ビデオに撮って研究したりして、ほぼ独学的に練習を重ねているそうです。
そんな開心那さんは、日本のみならず、数多くの世界の大会にも出場されています。
スケボーで頭角を現したのは9歳の頃からだったそうですが、その成績や受賞歴などをざっとまとめてみました。
2017年
・「FLAKE CUP KUGENUMA 2017」レディースクラス 優勝 (AJSA日本最大級のキッズスケートボードコンテスト)
2018年
・5月 「第2回日本選手権パーク女子」 4位
・8月 「VANSアジア」シンガポール 優勝
・11月「世界選手権」中国 7位
2019年
・「VANSアメリカ」 4位
・5月 「第3回日本選手権パーク女子」 優勝
・6月 「デューツアー(東京五輪予選対象大会)」アメリカ 3位
・「VANSブラジル」 5位
・7月 「国際大会」中国 11位
・8月 「Xゲームミネアポリス」アメリカ 史上最年少出場 準優勝
・「VANSフランス」 優勝
2021年
・5月 「デューツアー」アメリカ 5位 五輪出場ほぼ確実
※2020年の大会成績の情報は見つけられなかったので、恐らくコロナウイルスが原因で大会はかなり少なかったものと思われます。
情報のある限りざっとまとめてみましたが、圧巻の成績(受賞歴)ですね…
しかも「Xゲーム」といえば、”スケートボード(スケボー)の大会の最高峰”ですからね。
「Xゲーム」で予選通過して、本選で準優勝ということは、いわばその瞬間は世界で2番目にポイントが高かったということですから、もう完全にワールドクラス。
やはりその時の流れや、緊張感などから思い通りの滑りができず、「7位」や「11位」といった成績もありますが、そのほとんどが3位以内ですもんね。
開心那さんがスケボーを始めたのが5歳からだとしてもキャリア6年ちょっとでこの成績ですからね、しかも世界レベルで。
こういったことからも、努力や練習はもちろんですが、開心那さんはまさに”スケボーをやるために生まれてきた”といっても過言ではない、
まさに「スケボーの天才」だと思わざるをえません!!w
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開心那のスケボーの世界ランクは?
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2020年の時点で開心那さんは日本で4番目とランク付けされていて、オリンピック出場枠が3つなので、
2021年5月24日に行われた「デューツアー」アメリカで47.70ポイントで5位に入賞したことで、3つの枠の一つをほぼ確実にしたということで、
現在日本ではランキング3位ということになるでしょう。
そんな開心那さんの世界ランクは、2020年時点で9位という情報がありました!
やばいですね。世界ですよ!世界!
今回の大会や五輪出場などでまた変動があるかもしれませんね。
しかし、調べてみて思ったのですが、開心那さんがすごいのは確かですが、実際スケボーパーク女子の世界ランキングトップ10に日本人が4人もいるのですね!驚
1位 岡本碧優(14歳) ※五輪出場
2位 四十住さくら(19歳) ※五輪出場
7位 中村貴咲(21歳)
9位 開心那 (12歳) ※五輪出場
すごすぎる…
この中でもダントツに若いのが12歳の開心那さんですし、伸びしろはまだまだあるでしょうし、”世界ランク1位”も夢じゃありませんね!
同じ日本人なので全員を応援しますが、良きライバルとして切磋琢磨しながら、オリンピックにも期待です!w
最後は開心那さんのかっこいい動画で締めましょう!
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まとめ
【開心那のスケボーの得意技や難易度がやばい!成績や世界ランクもすごい?】の記事についてまとめますと、
開心那さんのスケボーの得意技は「ノーズグラインドtoリップスライドアウト」という「グラインド」というテクニックの連続技で、
日本国内の女子で大会での成功例が少ないとされるほどの難易度の高い大技!
開心那さんは9歳の時からスケボーで頭角を現し、日本ではもちろん世界の大会でも優勝や3位以上という素晴らしいスケボー成績で、
スケボー世界最高峰とされる「Xゲーム」という大会で準優勝経験もあり、成績、受賞歴共に素晴らしすぎる!
開心那さんのスケボーパーク女子世界ランキングは2020年時点で9位とされているが、五輪出場をほぼ確実にした今回の大会成績などもあり、
世界ランクはさらにあがると思われる!
開心那さんはもちろん、世界ランクは日本人勢が4人もランクインしているので、オリンピックでの”金”、”銀”、”銅”フィニッシュの可能性は大いにあり得ます!!w
みんなで応援していきましょー!!w
以上、最後までご覧くださりありがとうございました!