大塚製薬の『ポカリスエット(POCARI SWEAT)』についてです。
先日、大谷翔平選手が所属するエンゼルス対プルージェイズ戦を訪れたアメリカの記者が、
エンゼルスの本拠地であるエンゼル・スタジアムのビジター側のベンチに新スポンサーとして張られていた『ポカリスエット』のロゴに反応し、
「英語ではちょっとおかしな名前ですが…」とツイートされたことが話題になってますね!
日本人には馴染みのあるポカリスエットですし、なんら違和感は感じないのですが、英語ではおかしな意味とはいったいなぜ?
と、気になり調べてみることに。
また、英語圏以外の海外ではポカリスエットが何という名前で販売されているのかや、
そもそも『ポカリスエット』の日本語でどういう意味や由来があるのか?ということについても調べてみましたので、
気になる方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね!
ポカリスエットが英語(海外)でおかしな名前と言われるのはなぜ?
エンゼルス本拠地に新たな日本企業が登場 米記者が発見「英語ではちょっとおかしな名前ですが…」 | ENCOUNT
ビジター側のベンチに「ポカリスエット」の広告エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地開.…https://t.co/dedMZRwKu1
— ニュースコレクト (@newscollect_jp) April 8, 2023
まず初めに、『ポカリスエット(POCARI SWEAT)』を英語に直訳すると、
『POCARI(ポカリ)』という英語の言葉はなく、『SWEAT』は『汗』という意味なので、
『ポカリ汗』という意味になります。
ポカリスエット」と言うネーミングは外国人からすると、「スエット(SWEAT)」は英語で“汗”なので引かれる、、「ポカリ」も外国人には意味不明で、「ポカリって誰だよ!」ってなるらしい!笑
— 海外のビックリ常識BOT (@shin24408884) April 2, 2023
ポカリスエットってのスエットって汗なので案外英語しゃべる人はビックリするね。
— おうち😌🌳🌲🏘🌳🌲 (@O_Desig) March 24, 2023
このように、英語圏では”ポカリさんの汗”という風に解釈されてしまい、
「ポカリさんて誰?」や、飲み物に”汗”が入ってるというイメージになってしまい、
ポカリスエットがおかしい名前だと言われてしまうんですね。
New sponsor all over the visitors’ dugout at the Big A this year: Pocari Sweat, the Japanese sports drink that’s huge across Asia and is trying to crack the US market even though its name is kinda funny in English. pic.twitter.com/kKQcUoiFbI
— Greg Beacham (@gregbeacham) April 7, 2023
今回ニュースになったのは大谷翔平選手が所属するメジャーリーグのエンゼルスの新スポンサーとなったポカリスエットについて、
AP通信のグレッグ・ビーチャムさんという方のツイートで、そこには「英語ではちょっとおかしい名前ですが…」と書かれています。
確かにポカリスエットのロゴがたくさん貼られていたら、アメリカ人であれば「汗、汗、汗、汗」と読めますので違和感がありますよね。
ポカリスエットは一部日本人向けのスーパーなどを除いて、アメリカにはまだ本格進出されていないようですが、
エンゼルスのスポンサーになったという事は、今後アメリカでも販売されていくことになると思われますので、
『POCARI SWEAT(ポカリスエット)』という名前で売れ行きに影響が出ないかも気になるところですね…(汗)
英語圏以外の海外での名前は?
ゅぃゅぃがインドネシアでポカリスエットのCM出演😆✨🎶
ゅぃゅぃおめでとう😆🎉🎊インドネシアの人達がたくさんファンになってくれるといいな😳💕#小栗有以#ポカリスエット #AKB48 #インドネシア pic.twitter.com/sF4Pjw02JQ
— せしる (@Cecil_sei) September 4, 2018
『ポカリスエット(POCARI SWEAT)』は、英語圏問わず海外でも『POCARI SWEAT』という名前で販売されています。
ちなみに、ポカリスエットが販売されている国は以下の通りです。
・日本(1980年~)
・インドネシア(1989年~)
・韓国(1987年~)
・中国(2003年~)
・台湾(1982年~)
・タイ(1998年~)
・カンボジア(2015年~)
・ベトナム(2012年~)
・フィリピン(2007年~)
・ミャンマー(2015年~)
・シンガポール(1983年~)
・中近東(1983年~※アラブ首長国連邦、カタール、バーレーン、クウェート、オマーン)
・メキシコ(2019年~)
アメリカでも日本人向けスーパーなどでは販売されているという情報もありましたが、
以外にもヨーロッパやアフリカ、オーストラリアなどでは販売されていないんですね。
アジアでは大人気だというポカリスエットですが、
英語圏でなくても『POCARI SWEAT』と書かれていれば、少し英語を話せる程度でも”汗”というイメージが湧いてしまうと思いますので、
ネーミングは売れ行きに影響はないのかもしれませんね!
ちなみに、2021年の東京オリンピックの時にはカナダ(CBC)の海外リポーターも『ポカリスエット』を紹介されていたそうで、
「水分補給に欠かせない」や、「ポカリ最高」などと話題になったそうなので、
ネーミングに違和感を持ってしまう英語圏の方々でも、一度飲んでしまえばポカリの虜となってしまいそうですね!
ポカリスエットの日本語の意味や由来は?
英語圏では「ポカリさんの汗」という意味になってしまう『ポカリスエット(POCARI SWEAT)』ですが、
そもそも日本語でどんな意味や由来があるのでしょうか?
大塚製薬の公式サイトを調べてみると、
「ポカリ」は、語感の軽い明るい響きを持つ言葉としてつけたもので、特別な意味はありません。「スエット」は「汗」の意味で、水分やイオン(電解質)の大切さを訴える意味で、身体から目に見えて失われる「汗」を表しています。
なんと!
『ポカリ』という言葉は意味を持たない造語だったんですね!
『スエット(SWEAT)』は英語で”汗”なので、
なんとなく「汗をかいたら飲む」や、「熱が出た(発汗が必要な)時に飲む」というイメージはありまあしたが、
30年以上『ポカリスエット』を飲み続けてきて『ポカリ』に意味や由来がなかったのには驚きでした!
世界的に有名なスポーツ飲料のネーミングがこのような理由で付けられていたとは、
海外の方はもちろん日本人にとっても知らなかった方も多いのではないでしょうか。
しかし、「語呂が良い」や「語感の軽い」という言葉としてなぜ『ポカリ』という言葉が出てきたのかも気になるところですよね。
きっと大塚製薬の会議などでどなたかが「ポカリはどうでしょう?」、「それで行こう!」と決定したと思われますので、
『ポカリ』に意味を持たないということは、『ピカリスエット』や『プカルスエット』などになってた可能性もあるということですもんね。
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ポカリスエットが英語(海外)でおかしいと言われる理由や日本語の意味や由来についてのまとめ
ここまでご覧くださりありがとうございます。
『ポカリスエット(POCARI SWEAT)』が英語(海外)でおかしな名前だと言われる理由や、
英語圏以外の海外での名前についてや、日本語での意味や由来についてまとめますと、
・英語圏では『POCARI SWEAT』=『ポカリさんの汗』だと解釈されている
・英語圏問わず海外でも『POCARI SWEAT』という名前で販売されている
・日本語では『POCARI(ポカリ)』は意味を持たない”語感が良い”という理由で作られた造語で、
『SWEAT(スエット)』は”汗”という意味で、”汗をかいたら飲む”や、”汗で失われる成分を補給する”などから由来
ということでした!
個人的には『ポカリ』に意味や由来がなかったことに驚きでしたが、
アメリカでもネーミングの違和感が影響することなく、人気ドリンクになること間違いなしでしょう!
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