アジア大会2026のセパタクローを見て、「レグ団体とは何?」「普通のレグと何が違うの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
セパタクローのレグ団体は、3人制の「レグ」を3組そろえて国・地域同士で勝敗を競う団体戦です。1つのレグは3対3で戦い、それぞれの対戦結果を積み重ねてチームの勝者を決めます。
ここでは、レグ団体の人数や勝敗の決め方、レグ・ダブル・クワッドの違い、基本ルール、愛知・名古屋2026の日程まで分かりやすく紹介します。
セパタクローのレグ団体とは?何人で戦う?

セパタクローには複数の種目があり、その中でも「レグ団体」は初めて見ると少し仕組みが分かりにくい種目です。
ポイントは、3人対3人の試合を1回だけ行うのではなく、複数のレグを用意して団体として競うことです。まずは人数や勝敗の決め方から見ていきましょう。
レグ団体は3人制のレグを複数組で戦う団体戦
セパタクローで「レグ」と呼ばれる基本単位は、3人の選手で構成されます。1つのレグ同士がネットを挟み、3対3で試合を行います。
レグ団体では、この3人制のレグを各チームが3組用意して対戦します。つまり、レグ団体は「3対3の試合を最大3試合行う団体戦」と考えると分かりやすいです。
英語では「Team Regu」と呼ばれ、日本セパタクロー協会でも「チームレグ種目(3対3の団体戦)」と案内されています。
チームは何人で構成される?
チームレグでは、3人で構成するレグを3組そろえるため、試合に必要な先発選手は合計9人です。
競技規則では、チームは最低9人、最大12人で構成されます。9人が3つのレグに分かれ、さらに最大3人を控え選手として登録できます。
また、1人の選手が同じ団体戦の中で複数のレグに掛け持ちして出場することはできません。3つのレグそれぞれに別の選手を配置することが、レグ団体の大きな特徴です。
レグ団体の勝敗はどうやって決まる?
レグ団体では、第1レグ、第2レグ、第3レグという形で対戦していき、より多くのレグを取ったチームが団体戦の勝者となります。
基本的には3つのレグのうち2つを先に取れば、チームとして勝利です。そのため、第1レグと第2レグを同じチームが連勝すれば、その時点で勝敗が決まります。
ノックアウト方式では、最初の2試合で勝者が決まった場合、第3レグを行わないこともあります。一方、総当たり方式では順位決定などに関係するため、第3レグまで行われる場合があります。
セパタクローのレグ・ダブル・クワッドの違い
セパタクローにはレグ団体だけでなく、レグ、ダブル、クワッドなどがあります。名前だけを見ると違いが分かりにくいですが、基本的にはコートに入る人数が異なります。
レグは3人、ダブルは2人、クワッドは4人で戦う種目です。人数が変わることで守備範囲や攻撃方法、選手の役割にも違いが生まれます。
レグは3人制の基本種目
レグは、3人対3人で行うセパタクローの基本的な種目です。3人のうち、後方で主にサーブを担当する選手は「テコン」と呼ばれます。
残る2人は前方を中心にプレーし、トスやアタック、ブロックなどを担当します。3人それぞれの役割分担と連係が、レグの大きな見どころです。
愛知・名古屋2026では、男子でレグ種目が行われます。レグ団体との違いは、レグ種目では1組の3人制チーム同士で勝敗を競うという点です。
ダブルは2人制で行う種目
ダブルは、その名前の通り2人対2人で行うセパタクローです。レグより1人少ないため、1人あたりがカバーする範囲も広くなります。
2人でボールをつなぎながら攻撃まで組み立てるため、個々のボールコントロールや運動量がより重要になります。
愛知・名古屋2026では女子のダブル種目が予定されています。3人制のレグとは違った、少人数ならではの素早い展開に注目です。
クワッドは4人制で行う種目
クワッドは4人対4人で行う種目です。レグより1人多くコートに入るため、守備の配置や攻撃の組み立てにも違いがあります。
クワッドでは4人をどのように配置し、相手の空いているスペースを狙うかという戦術性が見どころです。レグとは異なる人数配置による攻防を楽しめます。
愛知・名古屋2026では男女ともクワッドが行われる予定です。レグ、ダブル、クワッドを「3人・2人・4人」と覚えると違いが分かりやすくなります。
セパタクローの基本ルールとアジア大会2026の見どころ
セパタクローは「足のバレーボール」とも呼ばれ、ネットを挟んでボールを相手コートへ返す競技です。ただし、バレーボールとは大きく異なる特徴があります。
最大の特徴は、手や腕を使わず、足や腿、頭などを使ってボールを扱うことです。基本ルールを知ると、アクロバティックなプレーもさらに楽しみやすくなります。
手を使わず3回以内で相手コートへ返す
セパタクローでは、ボールが自分たちのコートへ来たら、3回以内のタッチで相手コートへ返します。
足だけではなく腿や頭なども使えますが、手や腕にボールが触れるとフォルトになります。また、4回以上ボールに触れた場合も相手の得点です。
選手は足でボールを受け、そのまま仲間へトスし、最後はジャンプしながら強烈なアタックを打つことがあります。ネットより高い位置で繰り出されるアクロバティックな足技は、セパタクローならではの見どころです。
サーブや得点の基本ルール
レグでは、後方のセンターサークルにいるテコンがサーブを担当します。前方の選手がボールをトスし、テコンが足で蹴って相手コートへ入れるところからプレーが始まります。
現在のルールでは、相手がボールを返せなかった場合やフォルトをした場合に1点が入ります。1セットは15点制で、先に2セットを取ったレグが試合の勝者です。
14対14になった場合は17点まで試合を続け、先に17点へ到達した側がそのセットを取ります。サーブは1本ごとに交代する方式が採用されています。
アジア大会2026のレグ団体の日程と注目ポイント
愛知・名古屋2026のセパタクローは、名古屋市瑞穂公園体育館で開催されています。レグ団体は大会序盤の9月20日から始まりました。
男子レグ団体は9月24日午前に準決勝、女子レグ団体は同日午後に準決勝が組まれています。決勝は9月25日に予定され、女子は午前、男子は午後に行われる予定です。
レグ団体が終わった後も、男子レグや女子ダブル、男女クワッドと競技は続きます。人数の異なる種目を見比べることで、セパタクローの戦術や選手の役割の違いも楽しめます。
まとめ
セパタクローのレグ団体とは、3人制のレグを3組そろえてチームとして勝敗を競う団体戦です。単独のレグ種目とは違い、複数の3対3の試合結果によって国・地域同士の勝者を決めます。
- レグ団体は3人制のレグを3組使って戦う団体戦
- レグ1組は3人の選手で構成される
- チームレグは最低9人、最大12人で構成される
- 基本的に3つのレグのうち2つを取ったチームが勝利する
- レグは3人対3人で行う基本種目
- ダブルは2人対2人で行う種目
- クワッドは4人対4人で行う種目
- ボールは手や腕を使わず、足や腿、頭などで扱う
- ボールは3回以内のタッチで相手コートへ返す
- 愛知・名古屋2026ではレグ団体のほか、レグ、ダブル、クワッドも行われる
セパタクローは人数によって試合の展開や選手の役割が大きく変わります。特にレグ団体では、1つの試合だけでなく、3組のレグをどう組み合わせるかも重要です。
「レグは3人、ダブルは2人、クワッドは4人、レグ団体は3人制のレグを複数組で戦う」と覚えておくと、アジア大会2026のセパタクローをより分かりやすく楽しめます。
