本ページはプロモーションが含まれています
スポンサーリンク

水球の退水とは?18秒のルールや戻れるタイミングを解説

スポーツ

水球を見ていると、審判の笛のあとに選手がゴール横へ泳いでいき、しばらくプレーから外れる場面があります。これが「退水」です。

退水とは、一定の反則をした選手が一時的に競技から外れ、その間は相手チームが数的有利になるルールです。

以前は20秒退水として知られていましたが、2026年の現行ルールでは通常の退水時間は18秒です。ここでは退水になる反則や戻れるタイミング、マンアップ・マンダウンの見方を解説します。

スポンサーリンク

水球の退水とは?

水球の退水は、英語で「Exclusion」と呼ばれる反則へのペナルティです。

反則した選手が一時的にプレーから外れることで、相手チームに数的有利な攻撃機会が生まれます。試合の流れや得点に直結しやすいため、水球観戦では特に重要なルールです。

反則をした選手が一時的に競技から外れるルール

退水が宣告されると、その選手はそのままプレーを続けることはできません。

ただし、「退水」という言葉でも、選手がプールから上がってベンチへ戻るわけではありません。

選手はプレーを妨げないように競技エリアから離れ、自陣ゴールライン側にある退水者の再入水エリアへ移動します。

その間、退水した選手のチームは1人少ない状態で守らなければなりません。

審判が選手の帽子番号を示したあと、退水する選手がゴール横へ向かって泳いでいくため、観戦中でも比較的分かりやすい反則です。

笛のあとに選手が自陣ゴール横の再入水エリアへ向かったら、退水が宣告された可能性が高いと考えるとよいでしょう。

退水時間は現在のルールでは基本18秒

水球の退水について調べると、「20秒」という説明を目にすることがあります。

これは長く使われてきたルールによるもので、以前は通常の退水時間が20秒でした。

World Aquaticsの2026年現行ルールでは、通常の退水は最大18秒の実プレー時間となっています。

そのため、現在の国際大会を見る場合は18秒で覚えておくのが適切です。

時計が止まっている時間ではなく、実際にプレーされている時間で18秒が基準になります。

さらに、必ず18秒間ずっと戻れないわけではありません。得点やボールの所有権の変化などによって、18秒より早く戻れる場合もあります。

「20秒」は旧ルール、「18秒」が2026年の現行ルールという違いを知っておくと混乱しにくいでしょう。

相手チームは数的有利の攻撃になる

1人が退水すると、退水した側は人数が少ない状態で守備をしなければなりません。

このとき、攻撃側が1人多い状態を「マンアップ」や「エクストラマン」と呼ぶことがあります。

攻撃側は空いている選手を作りやすくなり、パスを回して守備を動かしながらシュートチャンスを狙います。

一方、1人少ない守備側は「マンダウン」の状態になります。

退水による数的有利は得点につながりやすいため、退水を取ること自体が重要な攻撃機会になります。

選手同士が激しく競り合う場面では、攻撃側が相手の退水を誘い、その後のマンアップから得点を狙う展開も見られます。

退水が宣告された瞬間から攻撃側の大きなチャンスが始まると考えると、試合の流れを理解しやすくなります。

スポンサーリンク

水球で退水になる反則と戻れるタイミング

水球では身体接触そのものがすべて反則になるわけではありませんが、相手の動きを不当に妨げる行為などは退水の対象になります。

どんな行為で退水になるのか、そして選手がいつ戻れるのかを知っておくと、審判の判定や人数の変化を追いやすくなります。

相手をつかむ・沈める・引き戻すと退水になる

代表的な退水ファウルの一つが、ボールを保持していない相手を不当に妨害する行為です。

ボールを持っていない相手をつかむ、沈める、引き戻すといった行為は退水ファウルになる場合があります。

水球は水面下でも選手同士が激しくポジションを争うため、初めて見ると何が反則なのか分かりにくい競技です。

審判は単に身体が触れたかだけではなく、相手がボールを持っているか、攻撃の流れを不当に止めたかなどを判断します。

相手の有利な動きを反則で止める行為は、通常の軽いファウルより重いペナルティになることがあります。

ゴール前で攻撃選手を抑え込むような場面は、退水が起こりやすいポイントとして注目です。

18秒経過前でも再入水できる場合がある

退水した選手は最大18秒プレーから外れますが、状況によってはそれより早く戻ることができます。

18秒の実プレー時間が経過した場合のほか、得点が認められた場合にも再入水できます。

さらに、退水した選手のチームがボールを取り戻した場合や、そのチームにフリースロー、ゴールスロー、ペナルティースローが与えられた場合なども再入水できる条件になります。

つまり「退水=必ず18秒間1人少ない」というわけではありません。

守備側が素早くボールを奪えば、人数が少ない時間を早く終わらせられる可能性があります。

退水後にどちらのチームがボールを保持するかも、マンアップ・マンダウンの時間を左右する重要なポイントです。

退水を繰り返すと試合から除外されることもある

水球では、退水ファウルやペナルティーファウルを犯すと「パーソナルファウル」が記録されます。

1人の選手にパーソナルファウルが3回記録されると、その選手は残りの試合へ出場できません。

そのため、すでに2回記録されている選手は、次の大きな反則が試合からの離脱につながります。

単純に「退水3回」だけを数えるのではなく、ペナルティーファウルも含むパーソナルファウル3回が基準です。

主力選手が早い時間帯に2回のパーソナルファウルを受けると、その後は守備の仕方や起用にも影響します。

選手ごとのパーソナルファウル数にも注目すると、試合終盤の戦術まで見えてきます。

スポンサーリンク

アジア大会2026の水球で退水ルールを見るポイント

愛知・名古屋2026の水球は、名古屋市総合体育館[レインボープール]で行われています。

男子は9月30日に準々決勝、10月2日に準決勝、10月3日に3位決定戦と決勝が予定されており、勝敗を左右する退水後の攻防にも注目です。

マンアップでは攻撃側が数的有利になる

相手選手が退水すると、攻撃側は1人多い状態で攻められます。

通常の攻撃よりもフリーの選手を作りやすいため、素早くボールを回しながら守備のずれを狙います。

マンアップでは、選手が広がってパスコースを増やし、ゴール前やサイドからシュートを狙う展開が多く見られます。

退水後の攻撃時間は長くないため、数的有利を得た瞬間から素早く攻撃を組み立てることが重要です。

パスを何本つないだかだけでなく、守備をどちらへ動かし、どこに空間を作ったかを見ると戦術が分かりやすくなります。

退水の笛が鳴った直後に攻撃側がどの位置へ広がるかにも注目してみましょう。

マンダウンでは守備側の連携が重要

退水した側は、1人少ないマンダウンで相手の攻撃を防ぐ必要があります。

人数で不利なため、1人が1人を完全にマークするだけでは守り切りにくくなります。

守備側は複数の選手で連動しながらパスコースやシュートコースを狭め、ゴールキーパーと協力して守ります。

シュートを打たせる位置を限定したり、パスが出た瞬間に素早く移動したりする連携が重要です。

人数が少ない状態を守り切れば、その後に再び同人数で戦えるため、守備側にとって大きな成功になります。

マンアップの攻撃だけでなく、マンダウン側が18秒をどう耐えるかも水球ならではの見どころです。

退水直後の攻防が得点につながりやすい

水球では退水が起きると、それまでの6対6のフィールドプレーヤー同士の攻防から、数的有利・不利の状況へ一気に変化します。

この人数差を生かせるかどうかが、試合の得点差につながる重要なポイントです。

攻撃側が確実に得点すればマンアップ成功となり、守備側が防げば大きく流れが変わることもあります。

愛知・名古屋2026でも、単にシュートだけを見るのではなく、その前にどの選手が退水し、数的有利が生まれたのかを見ると試合を理解しやすくなります。

特に接戦では、終盤の1回の退水が勝敗を左右することもあります。

審判の笛、退水者の動き、人数差、再入水までを一つの流れとして見ると、水球観戦がより面白くなるでしょう。

スポンサーリンク

まとめ

水球の退水とは、一定の反則をした選手が一時的にプレーから外れ、相手チームが数的有利になるルールです。

  • 退水は英語で「Exclusion」と呼ばれる
  • 退水した選手は再入水エリアへ移動する
  • 2026年の現行ルールでは通常の退水時間は最大18秒
  • 以前は20秒だったため、古い資料では「20秒退水」と説明されている場合がある
  • 相手をつかむ、沈める、引き戻す行為などが退水ファウルになる
  • 得点やボールの所有権の変化などで18秒より早く戻れる場合がある
  • 攻撃側の数的有利をマンアップ、守備側の数的不利をマンダウンと呼ぶことがある
  • パーソナルファウル3回でその選手は残りの試合へ出場できない
  • マンアップを得点につなげられるかが重要な勝負どころになる
  • 愛知・名古屋2026でも退水直後の攻防は大きな観戦ポイント

水球は身体接触が多いため、最初は退水の判定が分かりにくく感じるかもしれません。

「退水すると相手が数的有利になり、現行ルールでは最大18秒」と覚えておくと、マンアップやマンダウンの意味が分かり、試合の流れも追いやすくなるでしょう。

 

参考情報(記事作成時に確認したページ)
・World Aquatics「Competition Regulations Version February 2026」
2026年の水球競技規則、通常の退水時間が最大18秒となっていること、再入水に関する条件を確認。
・World Aquatics「Water Polo Rules」
水球に適用される現行の国際競技規則や、競技ルールの公式情報を確認。
・World Aquatics「Water Polo Competition Regulations」
退水ファウル、再入水エリア、ボールの所有権が変わった場合の再入水など、退水に関する詳細ルールを確認。
・日本水泳連盟/水球日本代表公式ホームページ「水球(Water Polo)とは」
水球の基本ルールや、退水時に発生する数的有利の攻撃・数的不利の守備が重要な観戦ポイントであることを確認。
・日本水泳連盟「水球競技規則」
退水ファウル、パーソナルファウル、再入水など、水球における反則の基本的な考え方を確認。
・水球日本代表公式ホームページ「世界選手権2025 男子日本代表 VSルーマニア」
実際の国際試合で退水を誘発し、数的有利から得点を狙う展開が行われていることを確認。
・水球日本代表公式ホームページ「世界選手権2025 男子日本代表 VSオーストラリア」
退水による数的有利の攻撃や、退水が試合展開に大きく影響する実際の競技例を確認。
・JOC「9月30日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
2026年9月30日に男子水球の準々決勝が行われる大会日程を確認。
・JOC「10月2日・10月3日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
10月2日に男子準決勝、10月3日に男子3位決定戦・決勝が予定されていることを確認。
・愛知・名古屋2026大会公式サイト「水球/競技会場」
愛知・名古屋2026の水球競技概要や、名古屋市総合体育館[レインボープール]で競技が行われることを確認。