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クリケットの20オーバーとは?T20の意味や120球のルールを簡単に解説

スポーツ

アジア大会2026のクリケットを見て、「20オーバーとは何?」「120球で終わるってどういう意味?」と疑問に思った方も多いのではないでしょうか。

20オーバーとは、1チームが最大20オーバー、基本120球まで攻撃するクリケットの試合形式です。「T20」とも呼ばれ、従来の長時間かかるクリケットより短く、約3時間で勝敗が決まります。

ここでは、20オーバーやT20の意味、得点・アウトの基本ルール、野球との違い、愛知・名古屋2026での見どころまで分かりやすく紹介します。

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クリケットの20オーバーとは?T20の意味を解説

クリケットには、数日間かけて戦う形式から数時間で決着する形式まで、複数の試合方式があります。その中でも現在広く親しまれているのがT20です。

愛知・名古屋2026アジア大会でも、1チーム最大20オーバーで攻撃するT20形式が採用されています。まずは「オーバー」が何を意味するのか見ていきましょう。

20オーバーは1チーム最大120球で攻撃する形式

クリケットの20オーバー制では、各チームが1回ずつ攻撃し、20オーバー以内に獲得した得点を競います。

1オーバーは有効な投球6球が基本なので、20オーバーでは6球×20回=最大120球となります。この120球の中で、できるだけ多くの「ラン」と呼ばれる得点を積み重ねます。

先に攻撃したチームが得点を記録し、後から攻撃するチームがその得点を上回れば勝利です。120球を使い切る前に目標点へ到達すれば、その時点で勝敗が決まります。

1オーバーは6球が基本

クリケットでは、ボーラーと呼ばれる投手が有効な投球を6球投げるまとまりを「1オーバー」と呼びます。

6球が終了すると1オーバーが完了し、次のオーバーでは反対側から別のボーラーが投球します。野球の「1イニング」とは意味が異なるため、最初は少し分かりにくい部分です。

なお、ワイドやノーボールなどの反則投球は有効な6球に含まれません。そのため、20オーバーの試合でも実際に投げられるボールが120球を超える場合があります。

T20は約3時間で終わる短時間形式

T20は「Twenty20」の略で、両チームがそれぞれ20オーバーずつ攻撃する形式です。試合時間はおよそ3時間が目安となります。

クリケットには最大5日間かけて行うテストマッチや、各チーム50オーバーで戦うODIなどもあります。それらと比べると、T20はかなり短時間で勝負が決まります。

限られた120球で得点を増やす必要があるため、T20では積極的に大きな当たりを狙う攻撃的なプレーが増えるのも特徴です。

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クリケットの20オーバーの基本ルール

クリケットはルールが複雑に見えますが、基本は「相手より多く得点したチームが勝ち」と考えると分かりやすくなります。

T20では120球という限られた中で、得点を増やしながらアウトを避けることが重要です。得点方法や攻撃終了の条件を知っておくと、試合をかなり理解しやすくなります。

ランを積み重ねて得点を競う

クリケットの得点は「ラン」と呼ばれます。攻撃時には2人のバッターがピッチの両端に立ち、ボーラーが投げたボールを打ちます。

打球を放った後、2人のバッターが反対側のクリースまで走って入れ替わることができれば1ランが加算されます。さらに走れる状況なら、2ラン、3ランと得点を増やすこともできます。

野球のように塁を一周する必要はなく、ピッチの両端を往復して得点するのが大きな特徴です。バッターは守備側の状況を見ながら走るかどうかを判断します。

4ラン・6ランはどうやって入る?

バッターが打ったボールがグラウンドの境界線である「バウンダリー」まで届くと、走らなくてもまとまった得点が入ります。

打球が地面に一度以上触れてからバウンダリーを越えると4ラン、ノーバウンドで直接越えると6ランです。特に6ランは、野球のホームランに近い迫力があります。

T20では残りのボール数が限られているため、終盤になるほど4ランや6ランを狙った攻撃的な打撃が増えます。短時間で得点が一気に動くところも見どころです。

10人アウトまたは20オーバーで攻撃終了

クリケットは1チーム11人ですが、バッターは常に2人必要です。そのため10人がアウトになると最後の1人だけが残り、攻撃を続けられなくなります。

T20では「20オーバーを使い切る」「10人がアウトになる」「後攻チームが相手の得点を上回る」のいずれかで、そのイニングが終了します。

アウトには、ボールがウィケットに当たる「ボールド」や、打球をノーバウンドで捕る「コート」、走っている間にウィケットを倒される「ランアウト」などがあります。

攻撃側は得点を増やすだけでなく、残っているアウト数とボール数の両方を考えながら攻める必要があります。

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クリケットと野球の違いは?アジア大会2026の見どころも紹介

クリケットはバットとボールを使うことから野球と比較されることが多い競技です。しかし、人数や打てる方向、得点方法などには大きな違いがあります。

特に「360度どこへでも打てること」と「ピッチを往復して得点すること」は、野球にはないクリケットならではの特徴です。

クリケットは11人制で360度に打てる

クリケットは1チーム11人で行います。グラウンド中央には約20mのピッチがあり、その両端に3本の柱からなるウィケットが置かれています。

野球には一塁側・三塁側のファウルゾーンがありますが、クリケットには同じようなファウルゾーンがありません。

バッターは前方だけでなく横や後方を含め、360度ほぼすべての方向へボールを打つことができます。そのため守備選手も広いグラウンドを囲むように配置されます。

野球と違う得点・アウト・守備の仕組み

野球では一塁、二塁、三塁、本塁を一周して得点しますが、クリケットは2人のバッターがピッチの両端を入れ替わることでランが入ります。

また、野球では3アウトで攻守交代ですが、T20のクリケットは10アウトになるか20オーバーを終えるまで攻撃を続けられます。

守備側では、ウィケットキーパー以外の選手は基本的に素手でボールを扱います。ボーラーも野球の投手とは異なり、肘を伸ばした状態を基本としてボールを投げます。

「投手と打者の対決」という点は似ていますが、実際の得点方法や守備、試合の進み方はかなり異なる競技と考えるとよいでしょう。

アジア大会2026のクリケット日程とT20の見どころ

愛知・名古屋2026のクリケットは、2026年9月17日から10月3日まで愛知県口論義運動公園で行われ、男女ともT20形式が採用されています。

男子日本代表はグループAに入り、9月24日にアフガニスタン、9月26日にネパールとの試合が組まれています。その後、男子は9月28日と29日に準々決勝、10月1日に準決勝、10月3日に3位決定戦と決勝が予定されています。

T20では1オーバーあたりに何点取れているかを示す「ランレート」に注目すると、どちらが有利なのか分かりやすくなります。

残りオーバーが少なくなるほど、バッターはアウトのリスクを取りながら4ランや6ランを狙います。120球という限られた中で試合展開が急激に変わるスピード感が、T20最大の魅力です。

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まとめ

クリケットの20オーバーとは、1チームが最大20オーバー、基本120球まで攻撃して得点を競う試合形式です。T20とも呼ばれ、愛知・名古屋2026アジア大会でも採用されています。

  • 20オーバーは基本的に最大120球で攻撃する形式
  • 1オーバーは有効な投球6球で構成される
  • ワイドやノーボールにより実際の投球数が120球を超えることもある
  • T20の試合時間は約3時間が目安
  • クリケットの得点は「ラン」と呼ばれる
  • バウンダリーまで転がって届けば4ラン、ノーバウンドで越えれば6ラン
  • 10人アウトになるか20オーバーを終えると攻撃終了
  • クリケットは1チーム11人で行う
  • 野球と違い、バッターは360度さまざまな方向へ打てる
  • 愛知・名古屋2026でもスピーディーなT20形式が採用されている

クリケットは初めて見ると専門用語が多く難しく感じますが、まずは「1オーバー=6球」「20オーバー=基本120球」と覚えると試合の流れを追いやすくなります。

残りのボール数と得点差を確認しながら観戦すると、アジア大会2026のT20ならではの攻守の駆け引きや終盤のスコアラッシュをより楽しめるでしょう。

 

参考情報(記事作成時に確認したページ)

・JOC「クリケット|競技」
クリケットの基本ルール、1チーム11人、ランの考え方、4ラン・6ラン、10アウトで攻撃終了となる仕組みを確認。

・JOC「クリケット|愛知・名古屋アジア大会」
愛知・名古屋2026でクリケットがT20形式で行われることや、競技日程、会場を確認。

・International Cricket Council「ICC Men’s T20I Playing Conditions」
1オーバーが6球の有効投球で構成されることや、T20の20オーバー制、ワイド・ノーボールの扱いを確認。

・日本クリケット協会「クリケットとは」
テストマッチ、ODI、T20の違いや、それぞれの試合時間、T20が20オーバーで行われることを確認。

・日本クリケット協会「クリケット入門・競技紹介資料」
T20が約3時間で行われることや、20オーバーが基本120球となる仕組みを確認。

・JOC「9月24日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
男子日本代表とアフガニスタンの試合日程を確認。

・JOC「9月26日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
男子日本代表とネパールの試合日程を確認。

・JOC「9月28日・29日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
男子クリケット準々決勝の日程を確認。

・JOC「10月1日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
男子クリケット準決勝の日程を確認。

・JOC「10月3日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
男子クリケットの3位決定戦と決勝の日程を確認。

・愛知・名古屋2026大会公式サイト「口論義運動公園」
クリケット競技の会場や開催期間、競技実施場所を確認。