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アーチェリーのリカーブとコンパウンドの違いは?弓・距離・ルールを解説

スポーツ

愛知・名古屋2026アジア大会のアーチェリーを見て、「リカーブとコンパウンドは何が違うの?」「同じ的を狙うのに弓やルールも違う?」と気になった方も多いのではないでしょうか。

リカーブとコンパウンドの大きな違いは、弓の構造と使用できる補助装置、射つ距離、勝敗の決め方です。

リカーブは70mでセットポイント制、コンパウンドは50mで累積得点方式が基本です。ここでは、弓や照準、距離、得点ルール、アジア大会2026の見どころまで分かりやすく解説します。

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アーチェリーのリカーブとコンパウンドの違いは?

リカーブとコンパウンドは、どちらも弓で矢を放ち的の中心を狙うアーチェリーですが、弓を見ると違いはかなり分かりやすくなります。

リカーブは弓の力を直接受けながら指で弦を放し、コンパウンドは滑車やケーブルなどの機構を利用して射つのが特徴です。

リカーブはシンプルな構造の弓を使う

リカーブボウは、弓の上下にあるリムの先端が射手から外側へ反った形をしています。「リカーブ」という名前も、この反り返った形に由来します。

選手は弦を指で引き、顔の近くまで引き切った状態で照準を合わせ、指を開いて矢を放ちます。

競技用のリカーブにはサイトやスタビライザー、クリッカーなども装着されるため、単純な伝統弓そのものではありません。

それでも、滑車を使うコンパウンドと比べれば構造は比較的シンプルです。選手自身が弦の重さを受けながら同じ動作を正確に繰り返す技術が重要になります。

コンパウンドは滑車とケーブルを使う

コンパウンドボウは、弓の上下に「カム」と呼ばれる滑車があり、ケーブルと組み合わせて弦を引く仕組みになっています。

弦を十分に引くと保持するために必要な力が軽くなる仕組みがあり、狙いを安定させやすいのが大きな特徴です。

さらに、倍率の付いたスコープや水準器を備えたサイト、弦を機械的に放すリリースエイドなども使用できます。

滑車、スコープ、リリースエイドなどを使って非常に高い精度を狙える弓がコンパウンドです。

最大の違いは弓の仕組みと補助装置

リカーブとコンパウンドは見た目だけでなく、矢を放つ方法や照準に使える装備にも違いがあります。

比較項目 リカーブ コンパウンド
弓の特徴 先端が反ったリム 滑車・ケーブルを使用
弦のリリース 主に指で放す リリースエイドを使用
照準 サイトを使用 倍率付きスコープなどを使用
主な射距離 70m 50m
勝敗方式 セットポイント制 累積得点方式

遠くから見分けるなら、弓の上下に大きな滑車が付いているかどうかを見るのが簡単です。

滑車がなく弦を指で放つのがリカーブ、滑車と機械式のリリースを使うのがコンパウンドと覚えておくと分かりやすいでしょう。

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リカーブとコンパウンドの距離・得点・勝敗ルール

リカーブとコンパウンドは弓だけでなく、国際的なターゲット競技で的を狙う距離や決勝トーナメントの勝敗方式も異なります。

リカーブは70mからセットごとに勝負し、コンパウンドは50mから射った矢の合計点を競うのが基本です。

リカーブは70m、コンパウンドは50mが基本

国際的なターゲットアーチェリーでは、リカーブは基本的に70m先の的を狙います。的の直径は122cmです。

コンパウンドは50m先の直径80cmの的を使用し、リカーブより短い距離から射ちます。

距離だけを見るとコンパウンドの方が簡単に感じるかもしれませんが、コンパウンドは弓の精度が非常に高く、中心付近へ矢を集める高い正確性が求められます。

リカーブは70mの長距離、コンパウンドは50mでより小さな中心を狙う高精度な勝負と考えると、それぞれの難しさが分かります。

リカーブはセットポイント制で勝敗を決める

リカーブの決勝トーナメントでは、矢の総得点を最後まで単純に足し続けるのではなく、セットポイント制を採用します。

個人戦では1セットにつき3射し、そのセットの合計得点が高い選手に2セットポイント、同点なら両者に1ポイントが与えられます。

先に6セットポイントへ到達した選手が勝者です。そのため、前のセットで大きく点差をつけられても、次のセットでは再び2ポイントを争えます。

1本の大きなミスが試合全体の得点差として残り続けにくく、セットごとに流れを立て直せるのがリカーブの特徴です。

コンパウンドは累積得点で競う

コンパウンドの決勝トーナメントでは、セットポイントではなく、射った矢の点数を積み重ねる累積得点方式を使います。

個人戦では3射を5回、合計15射を行い、その総得点が高い選手が勝利します。

コンパウンドは高い精度で中心付近へ矢が集まるため、トップレベルではわずか1点の差が勝敗を左右することもあります。

一度の9点が最後まで得点差として残る可能性があるため、毎射で10点を狙い続ける集中力が重要です。

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アジア大会2026のアーチェリーの見どころ

愛知・名古屋2026では、リカーブとコンパウンドの両方が実施され、弓の構造や勝敗方式が異なる2種類のアーチェリーを見比べられます。

競技は岡崎中央総合公園多目的広場で9月26日から10月3日まで開催され、これからもメダルを争う試合が続きます。

リカーブとコンパウンドで男女個人・団体を実施

愛知・名古屋2026では、リカーブ、コンパウンドともに男子個人、女子個人、男子団体、女子団体が実施されます。

同じ会場で2種類の弓を見ることができるため、滑車の有無や選手のリリース方法を比較する絶好の機会です。

コンパウンド団体のメダル決定戦は9月30日、個人のメダル決定戦は10月1日に予定されています。

コンパウンドでは中心へ矢が密集する高精度な勝負に注目すると、わずかな得点差の緊張感を楽しめるでしょう。

混合団体も両種目で行われる

愛知・名古屋2026では、男女の個人・団体だけでなく、男女1人ずつでチームを組む混合団体も両種目で実施されます。

リカーブ5種目、コンパウンド5種目の合計10種目が予定されており、さまざまな形式でトップ選手の射撃を見ることができます。

コンパウンド混合団体のメダル決定戦は9月30日、リカーブ混合団体は10月2日に予定されています。

混合団体では2人の選手が交互に矢を放つため、自分の射撃だけでなくパートナーとの流れも重要になります。

岡崎中央総合公園で10月3日まで開催予定

アーチェリーの会場は、愛知県岡崎市の岡崎中央総合公園多目的広場です。

大会日程は2026年9月26日から10月3日までで、10月2日にはリカーブ女子団体、混合団体、男子団体のメダル決定戦が予定されています。

最終日の10月3日には、女子リカーブ個人と男子リカーブ個人の準々決勝から決勝までが行われる予定です。

コンパウンドの精密な累積得点勝負と、リカーブのセットごとに流れが変わる攻防を見比べると、アーチェリーの奥深さがより分かるでしょう。

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まとめ

アーチェリーのリカーブとコンパウンドの違いは、弓の構造だけでなく、射距離や使用できる補助装置、勝敗方式にもあります。

  • リカーブは先端が外側へ反った弓を使用する
  • コンパウンドは滑車とケーブルを使った弓を使用する
  • リカーブは主に指で弦を放す
  • コンパウンドでは機械式のリリースエイドや倍率付きスコープを使用できる
  • リカーブのターゲット競技は70mが基本
  • コンパウンドは50mが基本
  • リカーブの決勝トーナメントはセットポイント制
  • コンパウンドは矢の得点を積み上げる累積得点方式
  • 愛知・名古屋2026では両種目合わせて10種目を実施
  • アーチェリー競技は岡崎中央総合公園で10月3日まで開催予定

リカーブとコンパウンドは、同じように的の中心を狙う競技でも、選手が使う弓や勝負の組み立て方は大きく異なります。

「リカーブは70mのセット勝負、コンパウンドは50mの累積得点勝負」と覚えておけば、愛知・名古屋2026でも両種目の違いや緊張感をより楽しめるでしょう。

 

参考情報(記事作成時に確認したページ)
・World Archery「Recurve」
リカーブボウの構造、リム先端が外側へ反った形、指で弦を引いて放すこと、サイトやスタビライザーなどの装備を確認。
・World Archery「Compound」
コンパウンドボウの滑車・ケーブル構造、カム、リリースエイド、倍率付きスコープなどの特徴を確認。
・World Archery「Equipment」
国際大会におけるリカーブとコンパウンドの装備区分や、それぞれの弓の基本的な違いを確認。
・World Archery「Target archery」
リカーブは70m、コンパウンドは50mで競うことや、ターゲットアーチェリーの基本ルールを確認。
・World Archery「Disciplines」
国際ターゲット競技におけるリカーブ70m、コンパウンド50mという射距離の違いを確認。
・World Archery「Target archery/Match formats」
リカーブはセットポイント制、コンパウンドは累積得点方式で決勝トーナメントを戦うことを確認。
・愛知・名古屋2026大会公式サイト「アーチェリー」
大会でリカーブとコンパウンドが実施されることや、競技の基本概要を確認。
・愛知・名古屋2026大会公式サイト「岡崎中央総合公園多目的広場」
アーチェリーの競技会場や、2026年9月26日から10月3日までの開催日程を確認。
・JOC「9月30日・10月1日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
コンパウンド男女団体、混合団体、男女個人のメダル決定戦の日程を確認。
・JOC「10月2日・10月3日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
リカーブの団体・混合団体・男女個人のメダル決定戦や、大会最終日までの日程を確認。