愛知・名古屋2026アジア大会の新体操を見て、「団体は何人で演技するの?」「個人競技とはルールが違うの?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
新体操の団体競技は5人で演技し、5人が同じ種類の手具を使う演技と、2種類の手具を組み合わせる演技の2種目を行うのが基本です。
さらに、手具交換や5人の連係、難度・芸術性・実施の完成度も採点に関わります。ここでは団体の人数や手具、演技時間、採点方法、アジア大会2026の見どころを解説します。
新体操の団体ルールとは?何人で演技する?

新体操には個人競技と団体競技があり、団体では複数の選手が音楽に合わせて一つの演技を完成させます。
現在のFIGルールでは、1つの団体演技を5人の選手で行うことが基本です。5人全員の動きがそろっているかも重要なポイントになります。
団体競技は5人で演技する
新体操の団体競技では、5人の選手が同じフロアに入り、一つの演技を行います。
大会ではチームとして6人まで登録できる場合がありますが、実際に一つの演技へ出場するのは5人です。
5人はそれぞれ手具を操作しながら、ジャンプやバランス、回転などの身体技術も組み合わせて演技します。
5人が別々に動く場面と、全員が同じタイミングで動く場面を組み合わせながら一つの作品を作ることが、団体競技の大きな特徴です。
2種類の演技を行うのが基本
シニアの団体競技では、基本的に2種類の演技を行います。
一つは5人全員が同じ種類の手具を使う演技、もう一つは2種類の手具を3人と2人に分けて使う演技です。
同じ手具を5人で扱う演技では、投げる高さや動くタイミングをそろえた美しさが目立ちます。
一方、2種類の手具を使う演技では、それぞれ性質の違う手具が同時に動きます。異なる手具を交換しながら展開する複雑な連係も見どころです。
演技時間は2分15秒~2分30秒
FIGの現行ルールでは、団体競技の1演技は2分15秒から2分30秒と定められています。
個人競技より長い時間の中で、5人が手具を交換したり、隊形を変えたりしながら演技を続けます。
限られた時間の中には、身体の難しい技だけでなく、手具の投げ受け、選手同士の連係、音楽に合わせた表現など多くの要素が盛り込まれます。
約2分半の演技の中で、次々と隊形や動きが変化していくスピード感も団体新体操ならではの魅力です。
新体操団体の手具と採点方法
団体競技では、フープ、ボール、クラブ、リボンなどの手具を使いながら、5人が連係して演技を行います。
単に難しい技を成功させればよいわけではなく、難度・芸術性・実施などを総合して評価されるため、演技全体の完成度が重要です。
5人が同じ手具を使う演技がある
団体の2種類の演技のうち一つでは、5人全員が同じ種類の手具を使用します。
同じ手具を5人が同時に投げたり受けたりすることで、団体ならではの統一感や迫力が生まれます。
特に大きく投げ上げた手具を別の選手が受け取る交換では、投げる方向、高さ、タイミングが少しずれるだけでもミスにつながります。
5つの手具が同時に空中を飛び、正確に選手の手へ収まる瞬間は、観戦時にも分かりやすい見どころです。
2種類の手具を組み合わせる演技も行う
もう一つの演技では、2種類の手具を使います。5人のうち3人が一方の手具、2人がもう一方の手具を担当する形式です。
「3+2」の組み合わせによって、同じ手具だけを使う演技とは異なる複雑な動きが生まれます。
選手同士で手具を交換する場面では、自分が持っていた手具とは違う種類のものを受け取ることもあります。
手具によって大きさや動かし方、投げたときの軌道が異なるため、2種類を同時にコントロールするチーム全体の連係力が求められます。
難度・芸術・実施などを総合して採点する
現在のFIGルールでは、新体操の演技は大きく難度(D)、芸術(A)、実施(E)の観点から評価されます。
団体の難度には、ジャンプやバランス、回転などの身体難度だけでなく、選手間で手具を投げ渡す交換や、5人が協力するコラボレーションも含まれます。
芸術面では、音楽と動きの調和や表現、隊形の変化などが評価対象です。実施では、身体や手具を正確にコントロールできているかが見られます。
難しい技を増やすだけでなく、ミスなく美しく演じ切ることが高得点につながります。
新体操団体の見どころとアジア大会2026
新体操団体の魅力は、5人が一つのチームとして作り上げるダイナミックな演技です。
高く投げた手具の交換、次々と変化する隊形、音楽と一致した動きに注目すると、ルールを詳しく知らなくても競技を楽しみやすくなります。
手具交換と5人の連係が大きな見どころ
団体競技ならではの要素として注目したいのが、選手同士による手具交換です。
自分の手具を高く投げ、離れた位置にいる別の選手が受け取るといった技が演技の中に盛り込まれます。
さらに、複数の選手が同時に手具を交換したり、身体を回転させながら受け取ったりするなど、高度な動きも見られます。
誰が投げた手具を誰が受け取るのかを意識して見ると、5人の位置関係や連係のすごさが分かりやすくなります。
個人競技との違いはチーム全体の完成度
個人競技では、1人の選手が手具を扱いながら身体技術や表現力を披露します。一方、団体競技では5人すべての動きが演技を構成します。
一人だけが難しい技を成功させるのではなく、5人全員が同じタイミングと意図で動くことが重要です。
団体では選手同士の間隔や隊形も次々と変わり、手具交換や協力技も加わります。
個人では一人の技術と表現、団体では5人が作り出す一体感と連係に注目すると、それぞれの違いを楽しめるでしょう。
アジア大会2026の日程と観戦ポイント
愛知・名古屋2026の新体操は、名古屋市総合体育館[レインボーホール]で開催されます。
団体総合予選は2026年10月2日18時から20時45分、団体総合決勝は10月3日19時から21時15分に予定されています。
観戦するときは難しい技だけでなく、5人の手足の動きがそろっているか、手具交換がきれいにつながっているかにも注目です。
大きく投げられた複数の手具が同時に空中を舞い、別の選手へ正確につながる瞬間は、団体競技ならではの迫力を感じられるでしょう。
まとめ
新体操の団体競技は5人で演技し、手具の操作だけでなく、5人全員の連係や芸術性まで含めて競う種目です。
- 新体操の団体演技は5人で行う
- シニア団体では基本的に2種類の演技を行う
- 一つは5人全員が同じ種類の手具を使用する
- もう一つは2種類の手具を3人+2人で使用する
- 団体の1演技は2分15秒~2分30秒
- 難度・芸術・実施などを総合して採点される
- 手具交換や5人によるコラボレーションも重要
- 個人競技との大きな違いは5人の連係と一体感
- アジア大会2026では10月2日に団体総合予選、10月3日に団体総合決勝を実施予定
新体操団体は、5人の選手が身体と手具を同時に動かしながら、一つの作品を完成させる競技です。
手具が空中を飛び交う交換技や、息の合った動き、次々と変化する隊形に注目すると、愛知・名古屋2026の新体操団体をさらに楽しめるでしょう。
参考情報(記事作成時に確認したページ)
・国際体操連盟(FIG)「Rhythmic Gymnastics Code of Points 2025–2028」
新体操団体の人数、演技時間、難度・芸術・実施の採点区分、団体特有の交換や連係要素を確認。
・国際体操連盟(FIG)「Rhythmic Gymnastics Technical Regulations」
団体競技の基本構成、出場人数、競技形式に関する規定を確認。
・愛知・名古屋2026大会公式サイト「体操/新体操」
アジア大会2026で実施される新体操競技の概要や大会情報を確認。
・愛知・名古屋2026大会公式サイト「名古屋市総合体育館[レインボーホール]」
新体操の競技会場が名古屋市総合体育館[レインボーホール]であることを確認。
・JOC「10月2日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
新体操団体総合予選が2026年10月2日に予定されていることや競技時間を確認。
・JOC「10月3日の競技|愛知・名古屋アジア大会」
新体操団体総合決勝が2026年10月3日に予定されていることや競技時間を確認。
・日本体操協会「新体操」
新体操の基本的な競技内容、個人競技と団体競技の特徴を確認。
・日本体操協会「新体操競技規則・採点規則」
国内競技で使用される採点規則や、FIGルールに基づく難度・芸術・実施の考え方を確認。
・国際体操連盟(FIG)「Rhythmic Gymnastics Apparatus」
フープ、ボール、クラブ、リボンなど、新体操で使用される手具の種類を確認。
・国際体操連盟(FIG)「Rhythmic Gymnastics – Group」
5人で演技する団体競技の特徴、同一手具と2種類の手具を使う演技構成について確認。
