愛知・名古屋2026アジア競技大会のトライアスロン男子個人で金メダルを獲得し、注目を集めている北條巧選手。「これほど強い選手ならオリンピックにも出場しているのでは?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
北條巧選手は2026年9月現在、オリンピック本大会への出場歴はありません。 ただし東京五輪、パリ五輪ともに代表争いに加わっており、現在は2028年ロサンゼルス五輪での初出場を目指しています。
北條巧のオリンピック出場歴は?

北條巧選手は日本選手権や国際大会で実績を残しているため、すでにオリンピック出場経験があると思われることもあります。しかし、東京2020大会とパリ2024大会のどちらにも本大会出場歴はありません。
一方で、2大会とも日本代表の「入替候補選手」に選ばれており、代表に近い位置まで進んでいます。まずは東京五輪とパリ五輪での状況を見ていきましょう。
北條巧にオリンピック出場歴はまだない
北條巧選手には、これまでオリンピック本大会への出場歴はありません。 1996年4月7日生まれの北條選手は、日本体育大学へ進学した2015年から本格的にトライアスロンへ取り組み始めました。
2018年には日本選手権で初優勝し、翌2019年にも優勝。国内トップ選手として代表争いに加わるようになります。
オリンピック出場には届いていないものの、東京五輪とパリ五輪の両方で入替候補に選ばれました。2大会続けて代表争いに加わった日本男子トライアスロン界の実力者といえるでしょう。
東京オリンピックでは入替候補選手に選出
北條巧選手にとって最初の大きなオリンピック挑戦となったのが東京2020大会です。
男子日本代表には小田倉真選手とニナー賢治選手が選ばれ、北條選手は入替候補選手となりました。
北條選手は2018年、2019年と日本選手権を連覇しており、国内では非常に高い実績を持っていました。しかし、オリンピック代表は国内大会だけでなく国際大会での成績やランキングなども関係します。
東京五輪本大会への出場は叶いませんでしたが、代表選手に何かあった場合に備える入替候補まで進んでいたことからも、代表に近い位置にいたことが分かります。
パリオリンピックでも本大会出場は叶わず
東京五輪後も北條巧選手は競技を続け、次に目指したのがパリ2024オリンピックでした。
2023年にはパリ五輪のテスト大会で日本勢最高となる20位に入り、同年には韓国で開催されたワールドトライアスロンカップで優勝。国際舞台でも結果を残しました。
しかし、パリ五輪の男子日本代表候補にはニナー賢治選手と小田倉真選手が選出。北條選手は安松青葉選手とともに入替候補となりました。
東京五輪に続き、パリ五輪でも入替候補まで進みながら本大会出場には届きませんでした。 この経験を経て、次のロサンゼルス五輪が大きな目標となっています。
北條巧がロサンゼルス五輪を目指すまでの実績
オリンピック出場歴はない北條巧選手ですが、国内外では数々の実績を残しています。日本選手権での複数回優勝に加え、ワールドトライアスロンカップでも優勝。そして2026年には愛知・名古屋アジア競技大会の男子個人で金メダルを獲得しました。
ロサンゼルス五輪を目指す現在も、日本男子トライアスロン界のトップクラスで活躍しています。
日本選手権で3度優勝している実力者
北條巧選手は2018年の日本トライアスロン選手権で初優勝し、2019年には連覇を達成しました。さらに2024年にも優勝し、日本選手権では通算3回の優勝を記録しています。
もともとは競泳に長く取り組んでおり、日本体育大学進学後に本格的にトライアスロンへ転向しました。
スイムを得意としながらバイク、ランの能力も高め、国内トップ選手へ成長。五輪出場歴はなくても、日本選手権を複数回制している実績から国内屈指の選手であることが分かります。
ワールドカップ優勝など国際大会でも活躍
北條巧選手は海外の国際大会でも結果を残しています。
2023年には韓国・ヨンドで開催されたワールドトライアスロンカップで優勝し、ワールドカップ初優勝を達成しました。また、2022年にはポルトガルで行われたヨーロッパカップでも優勝しています。
2025年にはアジアトライアスロンスプリント選手権でも優勝するなど、海外で勝ち切る経験を積んできました。
国内だけでなく国際大会で優勝経験を持っていることも、北條巧選手の大きな強みです。
アジア大会金メダルでロサンゼルス五輪へ前進
2026年9月20日、北條巧選手は愛知・名古屋アジア競技大会のトライアスロン男子個人で金メダルを獲得しました。
アジア大会で優勝したからといって、ロサンゼルス五輪への出場が自動的に決まるわけではありません。しかし、大きな国際大会で勝利したことは今後の代表争いでも注目される実績です。
北條選手は前回の杭州アジア大会でも混合リレーで金メダルを獲得しています。
東京、パリと五輪出場を逃してきた北條選手にとって、2026年アジア大会の金メダルはロサンゼルス五輪への挑戦につながる大きな成果となりました。
北條巧はロサンゼルス五輪に出場できる?
アジア大会で金メダルを獲得したことで、「北條巧選手は2028年ロサンゼルス五輪に出場できるのか」と気になる方も多いでしょう。2026年9月現在、北條選手のロサンゼルス五輪出場は決定していません。 今後も国際大会で結果を残し、日本代表選考を勝ち抜く必要があります。
ロサンゼルス五輪の代表はまだ決まっていない
2028年ロサンゼルスオリンピックのトライアスロン日本代表選手選考基準は、すでにトライアスロンジャパンから発表されています。
代表選考では国際大会での成績やオリンピック出場資格に関わるランキングなどが重要となります。
そのため、アジア大会で金メダルを獲得しても、その時点で五輪代表が確定するわけではありません。
北條選手が悲願の初オリンピック出場を果たすには、今後の国際大会で継続して結果を残すことが重要になります。
北條巧はナショナルチームS選手として活動
北條巧選手は2026年のオリンピック・ナショナルチームで、男子のナショナルチームS選手に認定されています。
2025年の国内ランキングでも1位となっており、パリ五輪後も日本男子のトップクラスで競技を続けています。
東京五輪、パリ五輪で入替候補まで進んだ経験に加え、日本選手権やワールドカップ、アジア大会での優勝実績もあります。
ロサンゼルス五輪は、北條巧選手にとって初のオリンピック本大会出場を目指す大きな挑戦となります。
金メダル獲得後の北條巧に注目
北條巧選手は日本選手権、ワールドカップ、アジア大会と、さまざまな舞台で優勝を経験してきました。
一方、日本男子にはロサンゼルス五輪を目指す有力選手が複数おり、代表争いは今後も続きます。
北條選手がどの国際大会に出場し、どのような成績を残していくかが大きなポイントになります。
これまで一度も立つことができなかったオリンピックの舞台に、2028年ロサンゼルスで立てるのか、今後の活躍に注目が集まります。
まとめ
- 北條巧選手には2026年9月現在、オリンピック本大会への出場歴はありません。
- 東京2020オリンピックでは入替候補選手に選ばれました。
- パリ2024オリンピックでも入替候補選手となりました。
- 日本選手権では2018年、2019年、2024年に優勝しています。
- 2023年にはワールドトライアスロンカップで優勝しています。
- 2026年愛知・名古屋アジア大会では男子個人で金メダルを獲得しました。
- 現在は2028年ロサンゼルス五輪での初出場を目指しています。
東京、パリと2大会続けてオリンピック代表に迫りながら、本大会への出場歴がない北條巧選手。2026年にはアジア大会で金メダルを獲得し、再び大きな注目を集めています。次のロサンゼルス五輪で悲願の初出場を果たせるのか、今後の活躍から目が離せません。

